送検事例 平成23年度9月分

平成23年9月の送検事例

無資格運転のフォークリフトで労働災害を発生させたとして書類送検

 川口労働基準監督署は、鋳物業を行う事業場を労働安全衛生法(フォークリフトの無資格運転)違反の疑いで、さいたま地方検察庁へ書類送検した。

 

〈 事件の概要 〉

  平成23年5月12日、埼玉県川口市内の同事業場の工場において、フォークリフトに取り付けられたバケットで鋳造物を釣り上げ、運転席から離れたところ、フォークリフトが横転し運転手が下敷きになり死亡する災害が発生した。

  労働安全衛生法では、最大荷重1トン以上のフォークリフトを運転するためにはフォークリフト運転技能講習を修了する等の資格が必要と定められているのに、資格を有しない労働者に最大荷重1.8トンのフォークリフトの運転の業務に就かせたものである。

 

 

 

賃金不払いで書類送検

 さいたま労働基準監督署は、さいたま市内で小売業を営む事業場を最低賃金法違反(埼玉県最低賃金の不払違反)の疑いで、さいたま地方検察庁に書類送検した。

 

〈 事件の概要 〉

  労働者2名に対して、平成22年12月分から平成23年3月分までの賃金約77万円を所定支払日に全額支払わなかったもの。また、同期間に埼玉県最低賃金(1時間750円)以上の賃金を所定支払日に全額支払わなかったもの。

  賃金の全額不払いの場合は、労働基準法違反も成立するが、最低賃金法の罰則が重いため、最低賃金法違反で書類送検した。

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