送検事例 平成23年度6月分

平成23年6月の送検事例

墜落災害を発生させたとして書類送検

行田労働基準監督署は、建設業を営む2法人及び各法人の代表者をそれぞれ労働安全衛生法(スレート等の屋根上の危険の防止規定)違反の疑いで、さいたま地方検察庁熊谷支部に書類送検した。

 

〈 事件の概要 〉

   平成23年2月4日、埼玉県行田市に所在する屋根塗装工事現場において、高さ約7メートルのスレート屋根の上で作業を行わせていたところ、労働者1名がスレートを踏み抜き、地面まで墜落する災害が発生した。

   労働安全衛生法では、スレート上の作業で踏み抜きにより労働者に危険を及ぼすおそれがある場合は、幅30センチメートル以上の歩み板を設け、防網を張る等の危険防止措置を講ずることとされているが、被疑者らはこうした措置を講ずることなく労働者に作業を行わせていたものである。

 

 

 

 

 

墜落災害を発生させたとして書類送検

川越労働基準監督署は、ホテルの運営を行う事業者らを労働安全衛生法(墜落防止措置義務)違反の疑いで、さいたま地方検察庁川越支部に書類送検した。

 

〈 事件の概要 〉

   平成23年3月4日、埼玉県入間郡越生町の事業場で、高さ約3.8メートルのコンクリート製擁壁上部で樹木の伐採、剪定後の片づけ作業をさせていたところ、労働者が墜落して死亡する災害が発生した。

  当該作業場所は、高さが2メートル以上であり、幅約50センチメートルのコンクリート製擁壁上部であったため墜落の危険があったのに、労働安全衛生法で定める有効な手すり等を設けることなく労働者に作業を行わせていたものである。

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